配線工事ブログ
便利だけど怖い?たこ足配線の落とし穴と正しい配線ルール
こんにちは!!
広島県を中心にLAN 工事、電気工事、電話工事、カメラ工事、配線整理のサポートをしている広島配線工事.com です。
本日は、先日お客様からいただいた「オフィスの配線に関するご質問」からスタートしたいと思います。
【お客様からの配線に関するご質問】
「オフィスの模様替えでパソコンやモニターが増えて、とにかくコンセントが足りません。差込口がたくさんある電源タップを買ってきて、まとめて繋いでいるのですが……これってやっぱり危険なんでしょうか? コードをきれいに束ねて見栄えを良くしていれば大丈夫ですか?」
パソコンや複数モニター、スマホの充電器に、プリンターやシュレッダーなど、現代のオフィスには電子機器があふれています 。そのため、「便利だから」「同じ場所で使うから」と、一つの電源タップに次々とプラグを挿したくなるお気持ちはとてもよく分かります。
しかし、専門家の視点から結論をお伝えすると、「とりあえず空いているところに全部繋ぐ」「コードを見栄え良く束ねる」といった配線は、火災やデータ消失などの重大なオフィス・トラブルに直結する恐れがあり大変危険です 。 「見えない場所だから大丈夫」「今まで問題なかったから」と放置していると、ある日突然、取り返しのつかない事態になってしまうかもしれません 。

そこで今回は、オフィス環境に潜む「たこ足配線に潜む3大リスク」 と、今日から職場で実践できる「安全第一の正しい配線ルールと整理術」 について詳しく解説していきます。
職場の配線が安全な状態かどうか、ぜひチェックしてみてくださいね!
😱 オフィスに潜む「たこ足配線」の3大リスク
デスク周りや共有スペースでの無理な配線には、主に以下の3つのリスクが潜んでいます 。
1. 容量オーバーによる「ブレーカー落ち・異常発熱」
オフィスであっても、一般的なコンセントや延長コードが安全に流せる許容量は「最大1500W」までと決まっています 。
複合機(約1200W)やレーザープリンター(約1000W)、休憩室のコーヒーメーカー(約1200W)などを同じ電源タップに繋ぐと、あっという間に容量オーバーになります 。
最悪の場合、ブレーカーが落ちて部署全体のシステムがダウンしたり、コードが異常発熱して発火したりする危険があります 。
2. 掃除の死角で起きる「トラッキング現象」
重たいキャビネットの裏や複合機の隙間、サーバーラックの裏など、オフィスには「普段なかなか掃除が行き届かない場所」がたくさんあります 。
コンセントとプラグの隙間に溜まったホコリと空気中の湿気が結びつくと、電気がホコリを通ってショートし、発火する「トラッキング現象」を引き起こします 。
3. 踏みつけ・引っ掛けによる「断線・ショート」
デスクの下でコードが絡まっていたり、キャスター付きのオフィスチェアでコードを踏んでしまったりしていませんか?
このような物理的な負荷による内部の断線は、発火の大きな原因になります 。
大きなACアダプターの重みでプラグが抜けかけたり、コードが無理に曲がったりすることも危険を伴います。
さらに、従業員が足を引っ掛けて転倒する労災事故のリスクも潜んでいます 。

✨ 安全第一!オフィスの正しい配線ルール
職場の安全とデータを守るためには、適切な配線ルールを徹底することが重要です 。
🔌 消費電力の大きなオフィス機器は直接「壁コンセント」へ!
複合機、レーザープリンター、サーバーラック、シュレッダー、そして冬場の足元ヒーターなど、熱を発する機器やモーター駆動の機器は消費電力が非常に大きいです 。
これらの機器は、電源タップは使わずに直接壁のコンセントから電源を取るのが鉄則です 。
🛠️ オフィス向けの「安全機能付きタップ」へアップデート
オフィスで使う電源タップは、以下のような安全機能が付いたものを選ぶことで、オフィスの安全性がぐっと高まります 。
ブレーカー内蔵型:1500Wを超えると自動で電源が切れるタイプです 。
マグネット付き:スチールデスクの側面などにしっかり固定できます 。
ホコリ防止シャッター付き:差込口にホコリが入るのを防ぎ、トラッキング現象を予防します 。
🧹 業務効率もアップ!おすすめ配線整理術
安全を確保したら、見た目も綺麗に整えて働きやすい環境を作りましょう !
1. 「浮かせる収納」で足元スッキリ
デスクの下に「ケーブルトレイ」を取り付けたり、面ファスナー(マジックテープ)を活用して、電源タップやACアダプター、ドッキングステーションを床から浮かせましょう 。
足元がスッキリすることで業務中のストレスが減り、清掃スタッフやロボット掃除機もスムーズに掃除ができるようになります 。
2. 「配線カバー(モール)」で美しく隠して断線防止
どうしても床を這わせる必要があるLANケーブルや電源コードは、専用の配線カバー(モール)に収納しましょう 。
見た目がスマートになるだけでなく、歩行時のつまずき防止や、チェアで踏みつけることによる断線を物理的に防ぎます 。
また、余ったケーブル類を「ケーブルボックス」に入れて隠すことも、上からのホコリを防ぐため効果的です。

💡 まとめ:配線整理はオフィスの「リスクマネジメント」!
オフィスの配線をスッキリ整えることは、見た目を美しくするだけでなく、大切なデータや従業員の安全、そして会社の資産を守るための立派な「リスクマネジメント(防災対策)」です 。
今回のお客様からのご質問のように、「コンセントが足りないからとりあえず繋ぐ」「きれいに束ねていれば大丈夫」と油断してしまうのが、実はもっとも危険な落とし穴です。 ぜひこの機会に、ご自身のデスク周りやオフィスの共有スペースの配線をチェックして、安全で働きやすい理想のオフィス環境を手に入れましょう !
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