配線工事ブログ
LANケーブルのカテゴリとは?規格の見分け方と更新時に押さえておきたいポイント
こんにちは。
広島県を中心にLAN 工事、電気工事、電話工事、カメラ工事、配線整理のサポートをしている広島配線工事.com です。
光回線の高速化やWi-Fi機器の進化により、オフィスで利用できる通信速度は年々向上しています。一方で、LANケーブルは壁内や床下に敷設されていることが多く、建物の竣工時や前回の工事時のまま、長年使い続けられているケースも少なくありません。回線や機器を新しくしても、ケーブルの規格が古いままでは本来の性能を発揮できず、通信速度が改善しない原因となる場合があります。
高速回線を導入しても速度が改善しない理由
「1Gbpsの光回線を契約したが、実測値が100Mbpsにも届かない」
「パソコンを新調したにもかかわらず、ファイルの保存に時間がかかる」
このようなご相談をいただき現地調査を行うと、原因が壁内や床下に敷設された古いLANケーブルであるケースが少なくありません。本コラムでは、LANケーブルのカテゴリの違いや自社のケーブル規格の確認方法、ケーブル更新の際に押さえておきたいポイントについて解説します。
LANケーブルの「カテゴリ」について
| カテゴリ | 最大通信速度 | 詳細 |
|---|---|---|
| Cat5 | 100Mbps | 旧規格となり、現在の光回線には性能が不足している |
| Cat5e | 1Gbps | 速度が安定しないことがあり、最低限の水準となる |
| Cat6 | 1Gbps(55m以内であれば10Gbps) | 一般的なオフィスで広く普及している |
| Cat6A | 10Gbps | 新設・更新時の推奨規格となる |
カテゴリの違いは、道路の車線数に例えることができます。Cat5は一車線の道路、Cat6Aは複数車線を備えた幹線道路に相当します。高性能なパソコンやネットワーク機器を導入しても、通信経路が細いままでは十分な速度を得ることはできません。
自社のLANケーブル規格の確認方法
LANケーブルの規格は、ケーブルの被覆に印字されています。「CAT.5E」「CAT6A」「Category 6」等の表記をご確認ください。デスク周りのケーブルであれば、すぐに確認いただけます。ただし、目に見える部分のみが新しいケーブルに交換されているケースには注意が必要です。デスクから壁面のLANジャック(情報コンセント)までは新しくても、壁内や天井裏を経由してサーバーラックに至るまでの区間は、建物竣工時のケーブルがそのまま使用されていることがございます。ネットワークの通信速度は最も性能の低い区間に左右されるため、隠れた区間の確認が重要です。
ケーブル更新時に押さえておきたいポイント
接続機器の対応状況を確認する
ケーブルをCat6Aに更新しても、経路上のスイッチングハブやルーターが1Gbpsまでの対応であれば、10Gbpsの速度は得られません。ケーブルと機器は一体で検討する必要がございます。
ケーブル長は1区間100m以内とする
LANケーブルは規格上、1区間あたり100mが上限とされています。広いフロアや複数階にわたる配線では、中継機器の配置を含めた設計が必要です。
施工品質を重視する
高性能なケーブルほど、施工品質が性能に大きく影響します。過度な曲げ、結束バンドによる強い締め付け、電源ケーブルとの近接配線などは、通信の不安定化につながる要因となります。
LAN配線工事は広島配線工事.comまで
LANケーブルは一度敷設すると10年以上使用されることも多い、オフィスの基盤となる設備です。現在の通信速度だけでなく、今後の通信量の増加を見据えた規格の選定が重要となります。
「自社のケーブル規格を確認してほしい」「通信速度低下の原因箇所が分からない」といったお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
いつも広島配線工事.com をご利用いただきましてありがとうございます。
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